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八丈島での散骨を終えて


離島での散骨は直前まで海の状況が解らないので、家族も私共も不安だ。
「海が荒れて、散骨が出来なかったら」、「散骨出来なければ、延期はどうするの」など・・・
事前に家族との打合せは、散骨が出来なかった場合も含めて、説明は大事だ。
ここを曖昧にしておくと、後でトラブルになりかねない。

今日、明日、明後日と八丈島は台風の影響で海は大荒れ。
これが数日ずれていたら・・・・と考えただけでも胃が痛くなる。
家族は昨日の便で帰路だったので、良かった。

この仕事は天候に左右されるから難しい。
そして自然が相手なので、散骨の時はとくに神経が磨り減る。

八丈島での散骨


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海洋自然葬


最近は台風が続けて日本に近づいてくるので、散骨(出港)に影響が出ている。

天気が良くても、風が強いと出港出来ない。
延期の電話では「天気は悪くないのに・・・」と言われることがあるが、分かり易い説明を心がけている。

週末の散骨も心配だ。
離島の散骨は問題なく出港出来る予定だが、東京湾は難しいかな・・・

引き続き気合を入れて、頑張ろう。

 

海外の散骨事情


一般的に火葬率が高いところは散骨も盛んな傾向にあります。
ならば、日本ももっと散骨率が高くてもよさそうですが、「散骨は違法」という固定観念が普及のさまたげになっていたのは、すでに見た通りです。
実際に、散骨が盛んなのはアメリカのカリフォルニア州とイギリスで、ともに火葬率はかなり高いグループに属します。
アメリカは火葬率が年々上がってきてるそうですが、全土ではまだ25%(1999年)ながら、西海岸では5~6割で全米平均の約2倍だそうです。
カリフォルニア州で散骨が盛んになったのは、1965年、直径5ミリ以下に砕けば3マイル(約4,8キロメートル)以上の沖合に空から撒くことが認められ、1970年には船から海に撒くことも認められたからです。
同年には「アメリカ航空葬儀社協会」なんといのも、出来ています。
チャペルを備えたヨットから散骨する葬儀は人気で、火葬と散骨を組み合わせた簡易葬儀を最初に始めたネプチューン・ソサエティ協会は、1983年当時で、年間1万4千件を手がけたそうです。
散骨が法的に問題がなくなったことに加え、格安かつ簡便、さらに都市への人口集中や離婚の増加も拍車をかけているようです。
カリフォルニア州では空からの散骨禁止を訴えた人がいたことから、散骨業者は認可制となりましたが、全米で散骨を制限しているのは2つの州だけだそうです。
カリフォルニアでは住宅地、ワシントンでは空から散骨する際、遺骨を直径で約3ミリ以下にするという規定があります。

海外の火葬・散骨・自然葬事情


当然ですが、土葬の文化に散骨はありえません。
火葬して初めて遺骨や遺灰をどうするかという問題が生じてきます。
海外の散骨事情は・・・・と気になったので書いてみます。
その前に、まず世界の火葬率から。
・日本    100%
・香港    80%
・スイス   72%
・デンマーク 72%
・スウェーデン 70%
・中国    46%
・ドイツ   40%
・韓国    34%
・ノルウェー 32%
・フィンランド 26%
・アメリカ   25%
・フランス   17%
・スペイン   14%
・イタリア    5%
※1999~2000年の数値
手元の資料が古いので、現在は幾分変わっているところもあるだろう。

ちなみに日本は火葬率100%と書きましたが、まだ日本の一部(いつか書くことがあれば別記事で)でも土葬を受け入れている場所があります。
私が知っている場所、厳密に言えば「イスラム教徒」のお墓ですが。
友人が故人を乗せコーランを車内で流し、霊柩車で山梨のとある場所まで送ったことがある話しを聞いたことがありました。(これも興味深い内容だったので別記事で)

続きは後程

横浜での散骨


ちょっと息抜きで、最近の散骨について書いてみよう。

ここ最近、横浜での散骨が増えてきていると感じる。
憶測ではなく、同業者からの情報と、実際に横浜で散骨に関わる関係者との話の中で。
東京、横浜は海の「色」は変わらない。
個人的にはどちらの海で散骨をするにあたっても、この「色」についての問題は解決する事は出来ないが。

周辺の環境?立地に関係するのかな。
なぜ、横浜は人気があるのか、とても興味深く、今後はこのエリアにも力を入れてみたい気持ちもある。

最近、葬儀社や異業種からの参入で「散骨」を始める会社が増えてきた。
全国一律、代行委託散骨で○○円
チャーター散骨、どこよりも安く○○円

値段で対抗する事も悪くないだろう。
しかし、その後に大事なことは「満足度」だろう。
今後はこの部分を真剣に考えなければならない。

横浜散骨から話が逸れたな・・・

散骨は違法ではない


墓地並びに埋葬に関する法律は、「墓地、埋葬等に関する法律」と「遺骨遺棄罪」刑法190条の二つがあります。
法務省では、散骨に対して「節度をもって葬送の一つとして行われる限り、違法ではない」という見解が認められている。

「墓埋法はもともと土葬を対象にしていて、遺灰を海や山に撒く方法は想定しておらず対象外で、自然葬を禁じた規定ではない」

最近では粉末化だけの依頼も増え、自分達で散骨をする方も増えてきた。
「自然葬に理解のない場所」では散骨の行為や、痕跡が人目につかないこと、そして私有地では許可を取る事が大事。

ビーチで撒く
橋の上から撒く
観光船から撒く
他、様々なことが考えられるが。これらはもちろんダメな事である。

重要な原則を無視して、散骨に対する世間のイメージや認識をダウンするようなことが起きれば、法律で規制される可能性もなくはない。

なぜ、散骨を希望するのか?


様々な考え方があるが、風で過去散骨をした方々にお聞きしたものを。

早く自然に帰れる方がよい
今後はこの形態が望ましいから
海、山が好きだから
とくに都市圏では墓地の確保が困難だから
お金がかからなくてすむから
思い出に残るところがあるから

今、思い出してもこれだけの「理由」がある。
「本人や遺族が望むなら」、「お墓に埋葬し、一部を散骨するのはかまわない」という意見が多いと思う。

まだまだ「散骨は違法」と思われている方も多いと思う。
次は「散骨は違法ではない」について書いてみよう。

お墓を望まなかったのに、入れられてしまった有名人


本人が望んでも、亡くなった本人が自分で散骨することは出来ません。
後に残る者に、それを託すしかありません。しかし、託された側は「慣習」に従って、お葬式をして、お墓に入れてしまいがちです。

歴史を振り返ってみると、本人は散骨を希望していたのに、お墓に入れられてしまった有名人はたくさんいます。

中江兆民(自由民権活動家・思想家/1847~1901)
54歳で亡くなりましたが、死後自分の体を解剖し、死因を確認するように遺言していました。記録に残る限り、医学者以外で自分の体を解剖させることを望んだ初めての日本人で「献体第一号」と言われております。東京の青山墓地に「骨を埋めた場所」という意味で、「痙骨之標」があります。

夏目漱石(小説家/1867~1916)
その著作「倫敦塔」のなかで、「死んだ後は墓碑も建ててもらうまい。肉は焼き骨は粉にして、西風の強く吹く日大空に向って撒き散らしてもらおうなどといらざる取越苦労をする」と書いています。49歳で亡くなり、東京は雑司が谷霊園に納骨。

石原裕次郎(俳優/1934~1987)
葬儀の時、兄の慎太郎氏が「海が好きだった弟の骨を太平洋に戻してやりたい」と語りましたが、当時散骨は違法と思われていた為、出来ませんでした。
しかし、後に散骨は違法ではないことが明らかになり、当初の願い通り、一部は散骨されました。

松本清張(小説家/1909~1992)
本人は雑誌の特集で、「家族がイヤだと言えば、それに従いますが、本音としては山や川に撒いてもらいたいね。哲学にも自然に帰れ、というのがあるでしょう。一番良いのは、飛行機から山野にパーッと撒くこと」と答えていましたが、82歳で亡くなると、家族が「正式な遺言もしなかったし、まぁ、世間並みに・・・・・」と墓に入れてしまいました。
東京は八王子にある富士見台霊園にお墓があります。

以上のように、生前から「散骨」を希望するなら、しっかりと遺言書や残された方に託すことをおススメします。

「風」では、万が一の時から、散骨まで一貫して皆様の希望が叶うネットワークがあります。

カニは好きですか?


北海道を旅行中の友人から
大きなタラバガニが届いた
早速、手ごろな(安い)シャブリを買ってきて
カニだけで満腹に・・・・
デイノッ蔵はカニが好きなの?
殻の匂いをクンクンするだけだ・・・

船長

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