改葬・・・5


昨日、老齢のご婦人から電話を頂いた
「実家の弟が認知症になり、墓の管理ができない・・」
地方都市の霊園に三柱ある・・・」とのことだ
「結局、他家へ嫁いだ私に話が来ました」凛とした責任感を感じた

私(船長)の妻も男の兄弟がなく
何代も続いた寺との関係が崩れた
姉妹は嫁ぎ、墓を継承する権利はないと云う
代の変わった若い僧侶は、墓を整理し出ていけと云う
浅草の由緒ある寺である
撤去には、墓石の始末、整地費用など
百万円単位の見積もりがきた
これが常識なのか、非常識なのか
其々の立場で違うのだろうが、驚いたのが現実だ
中には、まったく反対の処置をしてくれる僧侶もいる

若い僧侶の奥様の「寺が困ります!」との一言に
なんだか釈然としないものを感じた。何代も檀家だった人達への配慮は感じられない

船長

 

写真は、久里浜沖のアシカ島、薄ら見える対岸の房総半島

改葬・・・2


今日、午前の散骨は
蒸し暑かったものの
柔らかい日差しと凪の、散骨日和だった
午後、二回目の出航は
南風が強まり、透明な相模湾のスプレーは
夏らしい散骨を演出してくれた
帰路の豪快なセーリングは
私を「海人」気分にしてくれた

さて、改葬の二回目は
古いお墓の話である
あるデベロッパーから電話があった
「いま、開発中の土地は江戸時代の墓地だった・・・」と
一応、土葬された遺骨を、警察が捜査し
役所に火葬を申請し、散骨した
開発業者は「風評」を心配していた
私は「二百年も経って、掘り返された死者達」のことを
思わずにいられない(写真は、大切に守られている式根島の流人墓地)

船長

改葬


最近、改葬の希望者が多い(写真は、散骨の花籠)
明日も千葉の霊園から、複数のご遺骨を出す
多い時には、当事者の知らない親族のご遺骨もある
当然、散骨をするためだが、改葬の理由も様々である
明日から、しばらく、この話題で書いて行こうと思う

さて、脱走した「ディノッ蔵」が、無事我が家に帰還したことは
彼のファン達の知ることとなり
駐車場での挨拶も軽やかだ
「ディノッ蔵」の彼女のオレンジ色の雌猫だけは
キョロキョロ、ソワソワと歩き回っている

船長

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