お墓を望まなかったのに、入れられてしまった有名人


本人が望んでも、亡くなった本人が自分で散骨することは出来ません。
後に残る者に、それを託すしかありません。しかし、託された側は「慣習」に従って、お葬式をして、お墓に入れてしまいがちです。

歴史を振り返ってみると、本人は散骨を希望していたのに、お墓に入れられてしまった有名人はたくさんいます。

中江兆民(自由民権活動家・思想家/1847~1901)
54歳で亡くなりましたが、死後自分の体を解剖し、死因を確認するように遺言していました。記録に残る限り、医学者以外で自分の体を解剖させることを望んだ初めての日本人で「献体第一号」と言われております。東京の青山墓地に「骨を埋めた場所」という意味で、「痙骨之標」があります。

夏目漱石(小説家/1867~1916)
その著作「倫敦塔」のなかで、「死んだ後は墓碑も建ててもらうまい。肉は焼き骨は粉にして、西風の強く吹く日大空に向って撒き散らしてもらおうなどといらざる取越苦労をする」と書いています。49歳で亡くなり、東京は雑司が谷霊園に納骨。

石原裕次郎(俳優/1934~1987)
葬儀の時、兄の慎太郎氏が「海が好きだった弟の骨を太平洋に戻してやりたい」と語りましたが、当時散骨は違法と思われていた為、出来ませんでした。
しかし、後に散骨は違法ではないことが明らかになり、当初の願い通り、一部は散骨されました。

松本清張(小説家/1909~1992)
本人は雑誌の特集で、「家族がイヤだと言えば、それに従いますが、本音としては山や川に撒いてもらいたいね。哲学にも自然に帰れ、というのがあるでしょう。一番良いのは、飛行機から山野にパーッと撒くこと」と答えていましたが、82歳で亡くなると、家族が「正式な遺言もしなかったし、まぁ、世間並みに・・・・・」と墓に入れてしまいました。
東京は八王子にある富士見台霊園にお墓があります。

以上のように、生前から「散骨」を希望するなら、しっかりと遺言書や残された方に託すことをおススメします。

「風」では、万が一の時から、散骨まで一貫して皆様の希望が叶うネットワークがあります。

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