海外の散骨事情


一般的に火葬率が高いところは散骨も盛んな傾向にあります。
ならば、日本ももっと散骨率が高くてもよさそうですが、「散骨は違法」という固定観念が普及のさまたげになっていたのは、すでに見た通りです。
実際に、散骨が盛んなのはアメリカのカリフォルニア州とイギリスで、ともに火葬率はかなり高いグループに属します。
アメリカは火葬率が年々上がってきてるそうですが、全土ではまだ25%(1999年)ながら、西海岸では5~6割で全米平均の約2倍だそうです。
カリフォルニア州で散骨が盛んになったのは、1965年、直径5ミリ以下に砕けば3マイル(約4,8キロメートル)以上の沖合に空から撒くことが認められ、1970年には船から海に撒くことも認められたからです。
同年には「アメリカ航空葬儀社協会」なんといのも、出来ています。
チャペルを備えたヨットから散骨する葬儀は人気で、火葬と散骨を組み合わせた簡易葬儀を最初に始めたネプチューン・ソサエティ協会は、1983年当時で、年間1万4千件を手がけたそうです。
散骨が法的に問題がなくなったことに加え、格安かつ簡便、さらに都市への人口集中や離婚の増加も拍車をかけているようです。
カリフォルニア州では空からの散骨禁止を訴えた人がいたことから、散骨業者は認可制となりましたが、全米で散骨を制限しているのは2つの州だけだそうです。
カリフォルニアでは住宅地、ワシントンでは空から散骨する際、遺骨を直径で約3ミリ以下にするという規定があります。

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