お客様の声(風の日誌)

散骨式などのエピソードを読める「風の日誌」を過去のものから全てを掲載しています。過去のものは右の目次からどうぞ。

2002年1月

2002/01/26 医師への御礼
2002/01/25 一月の「合同散骨」
2002/01/20 合同散骨の延期
2002/01/18 ある微笑
2002/01/08 新年、明けましておめでとうございます。

2002年1月26日

医師へのお礼

1月25日付の朝日新聞朝刊「声の欄」、伊藤郁子さんの「医師へのお礼」の記事を読み、同様のことを考えていたので一言書きたくなりました。

私も先日、入院中の母に頼まれ、院長夫人に付け届け(食品ですが)を致しました。私としては、受け取る方も迷惑では、と考えましたが、母の満足を思うとそうしないわけにはいきませんでした。確かにこの「声」の欄にあるように母の世代、70才以上の人の常識や考え方と戦後世代では、大きなずれが有ります。友だちの40代のベテラン婦長さんなどは、はっきり「付け届けが医者を駄目にする」と言います。私もそう思いますが、それを母たちに理解させるのは困難で、やはり気持ちの問題としての満足も非常に大事ではないかと思うのです。母は品物を渡してから2,3日後、「やっぱり渡して貰って良かった」と言いました。日頃、大変世話になり、迷惑を掛けているのではと、とっても気に病んでいたのでしょう。また、母の兄である90歳の伯父も「最初に金を看護婦に握らせて置かなきゃ良くしてくれないよ」と言い、親戚も「入院のベッド待ちは、その係りの有力者にお金を渡さなきゃだめ」「それも1万や2万じゃだめ、最低3万、普通5万だね」と言います。でも、その辺は私はあくまでも反対です。モラルとして、受け取る側も受け取ったとしても好意を受け取るのであって、差別をするということは少ないと考えたいのです。そして逆に、本当にお世話になったときには、気持ちとしてお茶請け程度のお菓子は、受け取ってほしいと思います。

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2002年1月25日

一月の「合同散骨」

1月25日、無事、順延していた合同散骨を済ますことができました。21日と22日の両日は、風雨ともに強く、東京タワーに雷が直撃しました。25日はうって変わり、快晴、北よりの風4m/s、若干の波高で快適な航海でした。城ヶ島沖の散骨海面に撒いた花びらに、カモメや鳶が群がり、同乗された遺族の方たちに、朗らかな笑顔も見られました。この時期の天気の読みは比較的当たりやすいのですが、内心ホッとしております。はるか水平線の上に、真っ白な富士山も見ることができました。遺族の方々も、無事散骨を終えられて、責任を果たしたという面もちでした。2月の合同散骨は21日(木曜日)を予定しています。

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2002年1月20日

合同散骨の延期

今月の「合同散骨」は、22日(火)を予定していましたが、悪天候が予想されますので、順延いたします。
1月25日頃には、天候も回復しそうです。関係者の方々には、順次ご連絡いたします。

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2002年1月18日

ある微笑

写真の中の彼女は微笑んでいた、真っ白な死に装束に全身を包まれて。12月31日23時48分、可愛がっていた白いペルシャ猫を胸に抱き締めて、駅のホームから身を投げた。30歳だった。足に障害があったが、アフリカの恵まれない子供たちに寄付をするなど、優しい人だったらしい。遺書には、リンパ腫が理由と書いてあった。そして「風」に頼んで海に散骨してほしいと。残された同居の姉は、ただ戸惑っている。どうして、微笑っているの?幸せになれたの?
ホームに残されていたコートと猫のかご。猫の体は見つからず、その後だれも猫を見ていない。

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2002年1月8日

新年、明けましておめでとうございます。

年末・年始は船で過ごしました。
レンタルビデオを12本ほど借りて映画三昧の数日でした。
その中で、ジュリエット・ビノシュ主演の「ショコラ」が印象に残りました。
フランスの田舎の小さな村を舞台に話が始まるのですが、その風景にかつて訪れたイタリアのトスカーナを思い出しました。「人に話を聞いてもらう、美味しい物を食べる、そして人と人のふれあい」など生活の中の癒しはカウンセリングと同じ効果があることをしみじみ感じました。しかも、後半に窓辺から「散骨」をするシーンまであるのです。散骨やカウンセリングを生業にしている私たちにとって大変興味深く、且つ楽しめました。自立して自由に生きる女主人公と伝統、因習、戒律に捉われた村人(特に村長)の対立と和解が暖かく描かれています。見終わって、カウンセラーのためのカウンセリングの必要を痛感しました。
お勧めの一本です。せりふが英語で、フランス語でなかったのが、少し残念。

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