お客様の声(風の日誌)

散骨式などのエピソードを読める「風の日誌」を過去のものから全てを掲載しています。過去のものは右の目次からどうぞ。

2004年2月

2004/02/26 エキゾチックに、華やかに・・・2
2004/02/15 糖尿病になった「グリ」とお転婆な「SORA」(写真)
2004/02/13 Sさんからのお便り
2004/02/12 青空のSORA・・・10
2004/02/11 エキゾチックに、華やかに
2004/02/09 「秩父音頭」と「天国の涙」

2004年2月26日

エキゾチックに、華やかに・・・2

 2月11日に散骨をされたMさんから、お便りを頂きました。承諾を得、掲載します。

 

 前略
 2月11日には、大変すばらしい海洋葬をおこなって頂きまして、有難うございました。又、立派な証明書を、お送り頂き家族みな喜んでおります。

 当日の様子を、次女がファックスで親戚に送りました記事を、お知らせいたします。

 『いとこ会の皆様。先々月、父が旅立ってからもうすぐ二ヶ月。生前に本人が希望しておりましたとうり、今週11日に父の生まれ育った東京・芝の近くの東京湾沖に散骨を致しました。

 二月とは思えないほど暖かく穏やかな海の水面は、太陽の光が反射して、きらきらと、まるでダイアモンドをちりばめた様に美しかったです。自然の地に戻っていった父が、そこで一緒に輝いているようでした。

 ワルツの調べにのせて波にゆられ、きっと、今でもダンスを楽しみながら、海外へも旅していることでしょう。

 父のいわゆる「お墓」はありません。でも「海」が、そこが父の眠るお墓です。日本にいても海外にいても、海を見て父を思いでして頂けたら幸いです。』

 義姉が「一緒に散骨に行きたかったのに・・・」と残念がっておりました。御礼を申し上げるのが、大変おそくなって申し訳ございません。今後もどうぞよろしく。

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2004年2月15日

糖尿病になった「グリ」とお転婆な「SORA」

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2004年2月13日

Sさんからのお便り

昨年10月17日の合同散骨に参加された、Sさんからお便りを頂きました。承諾を得、掲載します。

 

 父の一周忌も無事、家族で済ませました。

 早いものですね、思い出すと、父の希望通りの散骨を、風さんにお願い出来、本当に良かったです。もっと何かしてあげていれば・・・と時々思いますが、もう居ない!

 せめて希望通りに、してあげられたのだと、海を見ると安堵感を覚えます。大好きな自然に還す事が出来たのは、船長さん御夫妻のお陰です。有り難うございました。これからずっと続けて下さる事を、お願い致します。

 相模湾から、荒川にも、世界中どこへ行っても海を見る度、父を想い、一周忌には仏壇に海図(散骨実施証明書)と海の写真を飾り、皆で黙とう。父の好きだったビールやら、沢山の御供物をして、孫たちも全員で供養しました。

 納骨、十月には、また、別の形で供養したいと考えています。又、お世話になる時には、宜しくお願い致します。

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2004年2月12日

青空のSORA・・・10

 ついに神奈川の「チベット」松輪もISDNからADSLになり、先日接続工事があった。設定に手間取ったが、多少重いデータも苦にならない環境になった。その工事中にSORAの新発見があった。

 SORAのヤンチャ振りはどんどんエスカレートし、棚やテーブルの上に大事な物は置いて置けない。ボスのグリも手に負えない傍若無人ぶりであるが、接続工事の二人のオジサンが玄関に現れた時、大パニックになりソファーの内側に飛び込み出てこない。

 彼女の天下は、私と妻(カウンセラー)、グリとあんずの二匹の猫だけ、テリトリーは家の中だけだったのだ。

 船長は、あんなにSORAが人見知りをすると思わなかったと言うが、野良に生まれた猫は、余程小さいときから育てなければ、もう、母猫から「人間には油断するな」と頭に叩き込まれているのだ。

 それに今は、ほとんど私たち以外の人間には会わない環境にある。だから、耳の動きがいつも凄い、いろいろな音を聞き分け、知らない人間の声が聞こえたら、一目散に隠れるのである。それでも最初よりは、大分慣れた方だ。お客様の前に間違って、少しだけ顔を出したり、私たちが外出から帰っても隠れなくなった。

 工事の人達が帰った後、船長は、私たちにしか慣れないSORAを抱き、「最後までしっかり面倒見てあげなきゃなァ」とシンミリ言う。

 最近SORAは、羽根布団の寝心地を覚えてしまった。時々、昼間、広いベッドにちょこんとお姫様のように可愛くすまして寝ている。

 私たちが寝るときになると、モグラタタキゲームが始まる。掛け布団の下の脚や手の動きに合わせて、ぴょんぴょん飛び跳ね、動く物を捕まえようとする。とてもじっと寝てはくれない。寝かせてもくれない。

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2004年2月11日

エキゾチックに、華やかに

 建国記念日の休日、明け方の雨が嘘のような素晴らしい天気、陽気も温かく風もない。立春過ぎとはいえ、今が一番寒い冬の盛りに、こんな穏やかな海日和に恵まれると本当にうれしくなってしまう。

 今回は80歳で亡くなられたお祖父様のご遺骨で、その奥様、お嬢様、お孫さんによって、横須賀の海に還された。故人は、芝の海辺で育ち、東京湾に思い入れがあるようだった。

 現役時代は、商社マンとして世界中を舞台に活躍し、ダンスと海外旅行が好きだったというお祖父様は、大正の人らしく、モダンでおしゃれな方だったようだ。

 お嬢様のリクエストは、「エキゾチックな花」でということで、ダンスをなさる方なので、ラテン系をイメージし、花を選んでみた。

 先日の赤いバラが水の上で、とてもきれいだったので、やはり赤系を中心に、白や、黄、オレンジなどをあしらってみた。この日も花屋には色とりどりのバラがあり、赤、ダークな赤、モウブ、薄黄にオレンジのふちのもの、白などを選ぶ。

 そしてデンファレ、ポピー、アルストロメリア、スイトピー、オンシジウム、アネモネ、グロリオサ、カスミソウ等など。少しはお祖父様のイメージに近づけたかしら?

 波のない水面は、しばし鮮やかな色で被われ、リクエスト曲「魅惑のワルツ」が夢を誘う。故人の華やかな人生は、ミュージカルの舞台「アニー」で主役を歌い踊ったというお孫さんたちに引き継がれ、未来に繋がっている。

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2004年2月9日

「秩父音頭」と「天国の涙」

 9日の合同散骨は、2組のご家族が参加され、晴天の下、相模灘城ヶ島沖で、無事ご遺骨を海にお還しすることができた。

 ご夫婦で参加されたHさんは、お父様のご遺骨をお還しになったのだが、95歳ということで、弊社の最高齢記録になった。絵の先生をなさり、民謡も習っていらしたというお父様は、いたって健康だったらしく、ヘルニヤの手術をしなければ、もっと生きられたのでは、と息子さんはおっしゃっていらした。

 飯能に長く住んでいらしたということで、思い出の「秩父音頭」をお掛けしたのだが、普段は華やかなお囃子の音楽が、この日はなんとなくしんみりと心に沁みた。

 長生きの秘訣は、「我が儘」ですよと息子さんがおっしゃるだけに、好きなことをたっぷりなさった良い人生だったのではと、現在91歳で「僕、いま、恋愛中!」という私(カウンセラー)の伯父の顔を思い出してしまった。

 もう一組は、親子で参加なさったKさん。Kさんは最愛の奥様(享年69歳)を亡くされ、本当に淋しいご様子だった。

 終始明るく、にこやかで饒舌なのだが、奥様の話になると目に涙がいっぱいたまっている。「こんないい船で、思いが叶って、かあちゃん最高!」

 ご用意したリクエストのバラの花を見ても「かあちゃんの好きだったバラだ、最高!」ロゼのワインも「これが好きだったんだ、最高!」と言っては、涙ぐむ。

 そして、何か暖かい飲み物でも如何ですかと、勧めると目の前のロゼのワインをじっと見つめ、これがいいという様子。奥様に捧げる前に、ほんの少しお味見、その様子が、とても可愛いくて印象的だった。

 散骨前日は、三浦海岸の「マホロバマインズ」という温泉ホテルのスイートルームに泊まり、海を眺め、奥様を偲んだそうだ。ご持参されたCDは、エリック・クラプトン「Tears in Heaven」。奥様は天国で「大丈夫よ、忘れないで待っているわ!」と微笑んでいらっしゃるに違いない。

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