お客様の声(風の日誌)

散骨式などのエピソードを読める「風の日誌」を過去のものから全てを掲載しています。過去のものは右の目次からどうぞ。

2005年10月

2005/10/20 Hさんからの絵手紙
2005/10/10 「城ヶ島の雨」雨の合同散骨

2005年10月20日

Hさんからの絵手紙

合同散骨の機会に、三回忌の献花を委託された、Hさんから絵手紙をいただきました。承諾を得、掲載します。

 

雨の中船上より、献花をして戴き有難う存じます。きれいな花とビールを供えて下さり、御礼申し上げます。

又、丁寧に写真まで写して、送って下さり感謝いたします。父が好きだった海、サングラスをかけ釣りをする姿が目に浮かびます。

三回忌、無事済み心の重荷がとれた気がします。いつも細かな、お心使いに本当に感謝しております。

又、何かありましたら、お世話になると思いますが、その節は宜しくお願いします。風様の御発展を心より、お祈り致しております。

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2005年10月10日

「城ヶ島の雨」雨の合同散骨

10月9日の合同散骨は、三崎港乗船にて、4組のご家族の参加で実施された。今年は、9月前半まで天候に恵まれ、順調な海洋葬が行われていたが、秋に入り、不安定な天候が続きはじめた。

今回参加されたご家族は、北海道をはじめ、福井県、長野県など3組が遠方からの方で、日程が優先されることとなった。連休とあって、電車やホテルの予約も難しく、変更すればキャンセル料も掛かる。3組の方は、前日三崎周辺の旅館やホテルにお泊りになった。

そして、当日の天気は北東の風、4、5メートル、波1メートル、1日雨。北東の風であれば、相模湾側はそれほど悪くない。雨であってもできない状況ではない。但し、アッパーデッキは使えないと思うので、下のキャビンはかなり窮屈になる。涼しかったのが幸いである。

福井からいらしたTさんは、2ヶ月位前から参加を決められ、小さいお子さんを含め6人である。29歳で亡くなったお嬢さんの遺志は、太平洋側への散骨であった。

北海道からいらしたIさんご夫妻は、35歳で亡くなった息子さんの散骨である。
もともとは横浜にお住まいで、リタイアして好きだった北海道に移住なさったのだ。

長野のNさんは、42歳の旦那様をお亡くしになられ、中学生のお嬢さんと参加された。

今回唯一東京から参加されたMTさんも49歳の旦那様を亡くされて、お嬢さんと乗船された。今回の最年長が49歳という若さである。

狭いキャビンの中、それぞれが皆悲しみを秘めて座っている。降り続く雨に動くことも出来ず、重苦しい雰囲気はぬぐえない。三崎からの乗船で最短時間で済んだことは本当に正解であった。

城ヶ島沖、本当に「城ヶ島の雨」になってしまったが、散骨は、船に弱いというNさんから行われた。ご希望の曲は、ホルストの「惑星」お酒を飲まなかった旦那様には、季節の花々とウーロン茶が捧げられた。

そして、Tさんたちは、お子さんがいるので、交代して散骨され、ネックレスや、遺書を燃やした灰なども一緒に海に還された。曲は、中島みゆき「地上の星」、そしてピンク系の華やかな花々とビールを。ご遺骨はほんの少しだった。残りは放し難くて、家に保管されているそうだ。

続いて、MTさん。長く患っていらして、最後まで在宅で頑張ったそうだ。曲は、ダイアナ・クラールのジャズ、私の大好きなアルバムの1曲だ。奥様は白ワインを持参されていた。お嬢さんは三崎の方との結婚が決まっており、偶然にもお父様の眠る海近く住まわれそうだ。

最後は、ショパンの「別れの曲」になった。北海道のIさんである。Iさんは、最初に船にご乗船なさったので、北海道出身の船長といろいろ話していたようだが、ぽつりと「親不孝な息子だ、親より早く死ぬなんて」とおっしゃっていた。薔薇の花と日本酒が還された。

みなさん、それぞれ本当に別れが辛そうで、悲しい悲しい散骨だった。
連日の雨ではあったが、海の水は澄んで非常にきれいだった。

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