お客様の声・風の声 2005年11月
2005/11/29 Mさんからのお便り
2005/11/14 いろいろな供養
2005年11月29日
Mさんからのお便り
ご主人の散骨をされた、Mさんからのお便りを掲載します。
前略
過日は大変お世話になり、ありがとうございました。
急な依頼にも誠実に対応して頂き、我ままも聞いて頂きました。
投花の後、旋回して頂いたあの場面は、まるで映画のワンシーンの様に私の心に残りました。
スタッフの皆さまには心より御礼申し上げます。
御礼の印を送らせて頂きます。本当にありがとうございました。
まずは御礼まで
草々
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2005年11月14日
いろいろな供養
最近、霊園から改葬し、散骨をなさるご遺骨が増えている。
先日は、都立小平霊園から、お墓のスペースを確保するため、ご両親のご遺骨を分骨し、半分の量を散骨なさった老夫婦がいらしたが、今回も祖父母のご遺骨を散骨する。いずれも40年、50年経ったお骨で、骨壷にかなり水が入っていて変色、汚濁している。粉末化するのにしばらく広げて乾かさなければならない。
前者の方は、80歳を越え、自分達の入るスペースを考えてのことであり、後者の方も中年期後半に入り、お墓の維持が困難になってのことのようである。
また、先日の合同散骨では、10年位ご両親のご遺骨を手元に置いていらした方の散骨もあった。
さらに、前回の合同散骨では、この世に生を受けることのできなかった赤ちゃんのお骨が2柱あった。片方は死産であり、片方は水子である。立ち会った方達も双方若く、それぞれショックであったり、戸惑いであったり複雑である。
産むことの出来なかった彼女は未婚であり、彼と二人でほんの数粒のご遺骨を海に還した。1年間考えてのことだったようだ。
そして、最近の散骨で不思議だったのは、異常に量の多いご遺骨があったことだ。普通お骨の量は、人によりかなり個人差があるが、働き盛りの男子で大きな人でも2500グラム位あれば多いほうである。それが、その方のご遺骨は4000グラム近くあった。お預かりしたのは、骨壷ではなく、7つか8つのビニール袋に入っていたのだが。普通の人の倍の量は珍しい。
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