散骨の一般的な質問と答え

▼散骨の式次第を知りたい
▼散骨する海域は
▼散骨は法律に触れませんか
▼遺骨を粉末にするそうですが
▼どんな服装が良いのでしょうか
▼船酔いは大丈夫でしょうか
▼海が荒れたらどうしますか
▼形見の副葬品があるのですが

散骨の式次第を知りたい

特に決まった形はありません。事前にご相談して決めています。今までのケースですと、宗教的な形式にこだわる方は少ないようです。黙祷、献杯、リクエストによる音楽、別れの言葉や詩の朗読などが一般的です。港に帰り船でお茶、コーヒーなどを飲みながら、故人を偲び、静かに時を過ごす方もいらっしゃいます。

散骨する海域は

船の母港は、神奈川県の「浦賀」です。通常、母港より出港し往復3時間、相模灘の中心部です。黒潮も流れ、晴れた日には富士山も間近に望めます。静岡県「熱海」出港も可能ですのでご相談ください。別途見積もりになりますが、東京湾、伊豆七島では三宅島まで遠州灘への散骨も可能です。
上記の海域のほか「地域を限定しない散骨」を始めました。ご希望に添えるよう努力いたします。実績として、沖縄、鹿児島、長崎等ございます。
海外や宇宙への散骨もご相談を承っております。

散骨は法律に触れませんか

所轄官庁である、厚生省、法務省ともに「節度をもって、葬送の一つとして行われる限り問題でない。」という見解を1991年10月に出しています。

遺骨を粉末にするそうですが

約2ミリ以下の大きさにして、水溶紙に包み海へお還ししています。ご自分でなさっても結構ですが、粉末化の費用は散骨の料金に含まれています。粉末にしませんと、刑法の「遺骨・遺体遺棄」に触れる可能性があります。

どんな服装が良いのでしょうか

デッキが海水で滑りやすくなることもあり、スニーカー等が良いでしょう。革靴、パンプスは危険です。服装もカジュアルな動き易いものでお出かけください。

船酔いは大丈夫でしょうか

心配の方は事前に、薬をお飲みください。船にも用意してあります。今までのケースですと、大人の方はほとんどお酔いになりませんが、お子さまは若干酔い易いようです。

海が荒れたらどうしますか

安全運行のため、事前に天気予報等を充分にチェックし、予定を調整致します。少なくとも数日前と前日に2回以上連絡致します。出港直前に天候が急変した場合も延期することがあります。また、途中で引き返すなど船長が判断いたします。

形見の副葬品があるのですが

「海洋汚染防止法」に触れない限り、ご遺骨と共に海へお還しできますが、事前にご相談ください。